ナノフォトニックデバイス

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近接場光を用いることで、デバイス寸法が小さくなるという高集積化のメリットだけでなく従来の伝搬する光を用いていた場合には想像もつかない機能が実現します。一例として、半導体微結晶の寸法および間隔を制御して配列することで、自律的波長選択機能を有し、この結果相互干渉のない三次元エネルギー伝送が可能となります。このデバイスにより、既存の電子デバイスにおいて問題となっている微細化プロセスの技術的限界、配線内に生じる発熱、集積化デバイス内の配線実装における設計上の制約などが解決され、デバイス配線技術のパラダイムシフトが実現すると期待されています。

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